元気が欲しい時からちょっと風味付けにと幅広く活躍する野菜「ニンニク」。冷蔵庫にあるといざという時に使えて大変便利です。
そんな便利野菜ニンニクですが、外国産に比べると国産って高いですよね。でも国産の方が安心だし、香りもいいしと国産を選ぶのですが、使い切れないことも実は多くてもったいな~い!
「いっそのこと家庭菜園で栽培出来ないの!?」ということで、プランターで栽培出来る方法をご紹介♪コツさえ掴めば誰でも栽培出来ますよ。
ニンニクの栽培スケジュールは?
植え付け:9月中旬~11月下旬
収穫:5月中旬~6月いっぱい
ニンニクは9月中旬~11月下旬を目安に植え付けを行っていきます。植え付け後は肥料を与えてください。
だいたい植え付け時期になってくると、ホームセンターなどで【種球】と呼ばれるものが販売されるようになりますよ。
この種球をばらして植え付けると、また一つの固まりとなって育ちます。比較的 手間がかからないので初心者の方でも安心です。
栽培のポイントをおさえておこう!
栽培する上でポイントがあります。まずはポイントを抑えておきましょう!
- 栽培する地域に適した品種を選ぶこと
- 種球は大きくて首の締まりがいいものを選ぶこと
- 苦土石灰をしっかり施すこと
- 黒マルチを使用すること
- 適期を逃さないこと
- 尖った方を上にして植えること
- わき芽が出たら取り除くこと
- とう立ちした時は早めに摘み取ること
- 乾燥が気になる時は水を与えること
たくさんあるようですが、基本的なことばかりなので大丈夫!ぜひお家でニンニクを栽培してみよう♪
プランターでの育て方について
まずプランターを用意しましょう。ニンニクの場合は深型でなくても大丈夫です。お家にすでにプランターがあるならそれを使ってもOKですよ。
また株間も10~15cmほどなのでそこまで広くないのが特徴です。65cmの標準タイプのプランターで栽培すれば、10粒は植えつけることも可能ですよ。
ホワイト6片などであれば株間10~15cm、深さ5~6cmで植え付けましょう。
とはいえ水分を含ませすぎると根腐れを起こします。土の表面の乾燥具合で判断するといいですよ。
植え付けをしてから1ヶ月目と、年越し後の2~3月ごろに追肥をします。プランター1つあたり、大さじ半分くらいでOK!暖効性のある化成肥料を与えてあげましょう。
5月以降になるとだんだん葉が黄色くなってきます。これが収穫の合図♪2~3日晴れた後に収穫するといいですよ。お尻がへこんでいれば収穫のタイミングになります。
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病気や害虫対策は大丈夫?
畑栽培でも、プランター栽培でも気になるのは病気や害虫ですよね。気になるニンニクの場合を見てみましょう。
基本的に越冬前は病気や害虫の発生は低くなります。ですが油断は禁物!越冬後になると注意が必要なんですよ。越冬すると成育が盛んになってくるのですが、その分病気や害虫も発生しやすくなります。
<主な害虫>
アブラムシ、ダニ、アザミウマ、ハモグリバエ、ヨトウムシなどなど
<主な病気>
さび病、軟腐病、春腐病、葉枯病、モザイク病などなど
害虫は目で見えるものなので、こまめに観察してあげてください。もし発見した場合はすぐに駆除しましょう。
病気の場合も葉に現れやすいのでしっかり観察し対応していきます。もし春腐病が発生した場合は株ごとすぐに抜き取って処分します。
ニンニクは栽培途中で「ニンニクの芽」も食べることが出来ますよ。炒め物にぴったりで美味しいですよね♪たくさん収穫出来たら風通しの良い日陰で保管すれば長持ちします。
またオイル漬けなどにしても美味しく消費することが出来ますね。ぜひ美味しいニンニクを自分で育てて見ませんか♪