生のにんにくを購入して放置しておくと、カビが生えてしまう事があります。
皮をむいてみると内側には何も問題がなさそうに見える為、にんにくのカビを取り除いて食べても平気そうに見えますが、カビ自体は表面に付着しているのではなく、根を張って生えています。
表面にしかできていない様に見えるにんにくのカビも、実は皮の内側まで進んでいる事も有る為、安易に食べてしまうのは良くありません。特に生で利用するのはカビを体内に取り入れてしまう可能性があります。
カビの生えたニンニクの調理方法は?
もしにんにくのカビが生えていて、その部分を取り除いて料理に利用する場合は、高温になる調理方法を選びます。
ただカビの毒素はオーブンで焼いた程度では消えない事も多い為、その人の体調があまり良くない場合は疲れを感じている時、睡眠不足が続いている時等はその毒素によって下痢の症状を起こしてしまう可能性があります。
だから、疲れていると感じている時等はにんにくのカビを発見したら利用しません。
どうしても利用したい場合は、揚げましょう。素揚げにする事で高温調理となる為、ある程度は食べても平気な状態にする事が出来るからです。ただ、食べる場合はカビが生えている部分を取り除いてから揚げてくださいね。
ニンニクを食べるときの注意点
にんにく自体は健康の維持・増進にも効果が期待できる食材として知られていますが、胃腸へ負担を掛けてしまう事もあるので、人によっては多量に摂取する事は出来ません。
にんにくのカビも昔はそのまま取り除くだけであとは通常と同じ調理方法で利用していた時代もありましたが、ただ加熱するだけでは内側にある毒素まで分解する事は出来ません。
健康状態に不安がある場合や元々胃腸が弱い場合等は、にんにくのカビが生えているのを発見した場合は食べないで処分したほうが安全です。