一般的に【食物アレルギー】というと、卵をはじめ牛乳や小麦、エビやカニそしてそばやピーナッツという7品目が多く、これらの食材は特定原材料に指定されています。原材料などに使用する場合には表示する事が義務付けられています。
そんな中、にんにくでもアレルギー症状が出る人がいます。ここでは、にんにくアレルギーの症状や検査についてご紹介していきますね。
にんにくアレルギーについて
始めに紹介した7品目のアレルギーと同様に、事例は少ないものの にんにくアレルギーも存在します。そのため、非常に稀ではありますが、にんにくを使用したサプリメントを服用する際には「アレルギーの症状が出るかもしれない」という事を予め理解しておく必要があります。
特に、初めて摂取する際は意識するようにしましょう。
にんにくアレルギーの症状は?
にんにくアレルギーの症状は、蕁麻疹をはじめ 皮膚の痒みや目の痒みが生じます。また、粘膜に異常が起こるためくしゃみや鼻水など【呼吸器系】の症状もみられることがあります。さらに、腹痛や下痢、吐き気や嘔吐という【消化器系】に異常が生じる場合もあります。
しかし、腹痛や下痢、吐き気といった胃腸に起こる症状については、にんにくが元来有している胃腸の粘膜に刺激を与える働きによる可能性もあるため、にんにくアレルギーが原因なのかを検査することが求められます。
アレルギーの検査とは?
にんにくを摂取した後に蕁麻疹などの症状が発症し、にんにくアレルギーの可能性が見受けられる場合には、一度にんにくの摂取を中止して 病院で検査を受けることが好ましいです。
にんにくアレルギーをはじめとする食物アレルギーにおいては抗体が関係しているため病院で特異的な抗体の有無を検査することで判断できます。